線形代数の復習
- Def n×n行列Aは半正定値 ⇔ 任意のn次元ベクトルxに対し、x^T A x ≧0
- Def n×n行列Aは正定値 ⇔ 任意の非ゼロn次元ベクトルに対し、x^T A x >0
- 次の行列は半正定値であることが知られている。分散・共分散行列、モーメント行列、確率分布の特性関数、力学系の質量行列Mと剛性行列K、ラプラシアンの離散近似の符号を変えたもの
- 対称行列Xの固有値について、これえらはすべて実数であり、Xが半正定値なら固有値はすべて非負、Xが正定値なら固有値はすべて正
- Aが対称行列であるとき、tPAPが対角行列となる直交行列Pが存在する。なお、直交行列とはPPT = 単位行列
- MDSにおいて、"寄与率"とは、第i固有値λiをすべての固有値の和で割ったものが寄与率。
- 固有値、固有ベクトルについては、http://homepag e2.nifty.com/eman/web_app/eigen_vector/eigenvector_html5.htmlにて感覚をつかむとよい。(EMANの物理学)